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呼子朝市、名護屋城@呼子あたり [見る]

朝市は11時前までとの事なので、早めに宿を出て車を借りて呼子へ。

朝市近くの駐車場に車を止めて、朝市の通りに向かうといきなり烏賊が回ってた。朝市ではまず赤ウニを割ってもらう。なつかしい海の香りがするが味の乗りはいまひとつかな。ちっと卵巣が痩せていたのでサービスしてくれた。

目についたものメモ
烏賊の一夜干し
烏賊焼売
くじらの脂身のブロック
アラカブ
オニカサゴ

イカバーガー
イセエビ
焼きアゴ
ビナ

昼飯はセゾンドールを選んだのでイカ刺しが食べられないのである。朝市でイカ刺しだけ食べられないもんかと探しては見たが見当たらなかったので、イカそうめんは諦めである。朝市で売っている魚介類がとても魅力的なのだが、帰りが明日なので購入は諦める。烏賊焼売だけはおみやげと自宅用に購入する。

割とあっさり朝市見物が終わって時間が余ったので名護屋城へ。糞暑いなかとりあえず一番上まで行く。眺めは良かった。わずか数年とは言えここが天下の中心に成っていたんだよなあと、栄華の跡を偲ぶのである。

これでも時間が余ったので、同じ敷地内にある博物館へ。立派な建物の割には中身は?な感じで、人によっては自虐史観だと思うかもしれない表記があったりでいまいちかなあ。


昼食後には風の見える丘公園などにも行ってみる。なんのことはない風車の建物で風車による発電量が数値で可視化されているだけのもんであるが、ここも眺めはよかったかな。

以上、呼子近辺の観光終了。


いざ、鳥栖へ。


呼子朝市
唐津市呼子町呼子朝市通り 0955-82-3826(呼子朝市組合)
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出光美術館 (門司)@門司 [見る]

唐戸市場からは海峡を挟んで目と鼻の先にある門司港に行くには、列車利用だとバスで下関駅に行って小倉経由で乗り換えて行かなくていはならない。だったら、海峡渡るでしょう。ということで、船で渡る。巌流島に上陸するという選択もあったけど、まあ今回はいいや。

駅の周辺は綺麗に整備されて門司港レトロ地区なんて小洒落た名前がつけられている。跳ね橋を渡って美術館に向かう。昔の倉庫の建物の壁だろうか、駐車場を囲んでいる壁が実にいい風景だ。

東京の出光の分館。中には出光の歴史を展示してあり、出光佐三、店主、の丸の内にあった社長室がそのまま展示されている。


開館10周年記念 出光コレクション 古唐津

唐津焼といえば絵唐津。それ以外に現代の唐津でも色々な釉薬を使った物があるんだけど、昔から色々な種類があったんだというのが一見して納得。数はそう多くないがちょっとした時間に見るのにはちょうどいい感じのコレクションだ。
丸十は茶器として使い込まれんたんだろうか。内側が緑色を帯びていたように見えた。今でも茶器として使ったりしているのだろうか。一番気に入ったのは角型の一輪挿しか。荒々しい造形の正面に実に繊細に草?が描かれている。いいねえ、茶室でしか使えそうにないけど。


ギラヴァンツのスポンサーになる可能性は有りや無しや。営業かけてんのかな。


出光美術館 (門司)
福岡県北九州市門司区東港町2-3 093-332-0251
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清水三年坂美術館@京都 [見る]

SWという事で清水界隈はエライ人出。タクシーの運転手さんも9月にしては観光客が多いとゆうとった。
清水の鳥居の所から右に入って突き当たりの奥丹のとこを左にいったとこ。ちょっと見、看板がなかったら土産物やにしか見えん。

目的は七宝。有線の並河と無線の濤川。
並河の方は春にたっぷり見たので、無線の方が目当てだったのだが、1点(迎賓館のプレートの様なものらしい)は横浜に出張中との事で残念。まあ、それでも無線が見られたからいいとするか。その他にも、蒔絵や金工が見れたし。

同時に開催されていたのが「超絶技巧の明治の牙彫・木彫」展。この牙彫(げちょう、げぼり)がまた笑っちゃうくらい本物に似ているのである。いまとなっては廃れてしまった技法らしいのだが、百聞は一見にしかずでぜひ一回見た方がいいと思う。本当に超絶技巧なんだなこれが。

木彫はね、古の原型師達と思ってしまうのは何かに毒されているからでしょうか。服のひだとか似てるよなあと思う。むしろ、原型師達がこのような造形パターンをパクってる取り入れている?これを見ると日本のフィギュアはまだまだ洗練、進化の余地はあると思ったね。原型師がもっと職業として普及すると、もっと凄い才能が必ず現れてくるに違いないと確信した。

本物の舞妓さんなのかどうか知らんけど、エスコートサービスでもあるんかいな。やけに舞妓さん連れた人が多い。また、それに外国人が食いつく食いつく。見たとたんに目が据わって、誘蛾灯に吸い寄せられるがの様に、ふらふらと吸い寄せられていってる様が面白うて、面白うて。

以上、今回の京都は終了。


清水三年坂美術館
京都市東山区清水寺門前三寧坂北入清水三丁目337-1 075-532-4270
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横浜眞葛焼 宮川香山記念館@横浜 [見る]

蟹を見よう、蟹を。


残念ながらワタリガニではないんじゃがの。ワタリガニ(褐釉蟹貼付台付鉢)は国立博物館 (M14)と源吉兆庵 (T3)と田邊コレクション (T5)。


最寄りの駅は黄金町なのかな。今は夜はどうなんでしょうか。まあ、記念館には昼行くんで関係ないんですけどね。


なんとまあ、民家の一画が美術館なのである。一応受付の女性がいてお金を支払う。1階は初期の眞葛焼でこんなに盛りました、といった感じでやや繊細に欠ける作品群。それでも凄いんですけどね。蟹は2階に。小振りな川蟹?が壷の縁をよじ上っている動きのある作品。前期に比べてダイナミックさには欠けるが、釉下彩技法の洗練も加わって素晴らしく日本的な作品となっている。眼福である。なお、盛りの陶器も凄いのではあるが、釉下彩技法の作品も一見の価値があると思う。ちょっと無線七宝ににてる。


帰りにはお菓子の入ったお土産をいただく。K150関連なのかもしらんが、なんか元取った様な気分である。


10月3日(土)からは「幻の眞葛焼名品展」となり、展示品の入れ替えが行われるらしい。もう少し展示の規模が大きくなればいいと思う。



横浜眞葛焼 宮川香山記念館
横浜市南区庚台6-5 080-3172-8570


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濱田酒造 傅藏院蔵@串木野 [見る]

途中で道の駅の様なスーパーの様な所で休憩。なんか沖縄のスーパーっぽいぞ。
普段見かけない魚が色々。フエフキ、ホタ、タゴ?生きた伊勢エビもいる。多分、翌日唐浜で取った波貝も売ってた。

その他、目についた地元な?物たち。
すいおう、へちま、三尺ささげ、花オクラ、バターナッツ、芋がら、ツルムラサキ、竹の子の塩漬け、さしみ醤油、いこもち、高麗菓子、かからんはの団子、焼き海老、イワシの丸干し、押し大豆、ご汁のもと、もぐらおどし、入り口脇の揚げたての薩摩揚げ。



ヨネのいた八千代とともにベスト4だった神村学園の前を通って、串木野へ。昔は女子高だったんだよなあ。

さすがに昼飯には早いでしょうという事で、飛び込みで見学させてもらう。多分、近くの伝兵衛蔵の方がそれらしいショップもあって試飲も出来るのだそうだが、なぜかこちらへ。やっぱり最新設備の所を見せたかったのかなあ。ここは平成12年に原油貯蔵施設から出た廃土を利用した埋め立て地?に出来た、最新鋭の蔵というより工場という言葉がぴったりの大規模な施設である。とりあえずそれらしい所へ行ってみる。突然なのにちゃんと対応してくれるのは大したもんだ。受付横のマガジンラックにはdancyu、男の隠れ家、古典酒場、めしとも、等々が並んでいる。ちゃんとアンテナを張ってるんだなと感心する。もちろんその横には焼酎の瓶も並んでました。

説明はまだ若い女性の方が担当して下さった。

最初は瓶詰めの自動工程から。お盆過ぎから新酒の仕込みが始まっておりそれに向けての機械の調整中という所なのかな。一升瓶の方は空びんのセッティングから梱包までほぼ完全に(各段階での検査人を除く)自動化されている。4合びんの方は最後の箱詰めの所だけ人手だそうである。最後はトヨタのロボットで積み込み。見学者が良く来るそうである。

次は製造工程。道を隔てた別の敷地へ。
ここも洗米、蒸し、カビつけと自動化されている。麹はタンク辺り10トン、芋は50トンだそうだ。ここは黒麹を使っているとのこと。さすがに芋切りは人手(一日一人2トン近く切るらしい)ではあるが、その後の工程は完全にコンピュータ管理されている。もちろん勘所の所は杜氏が見極めるのだろうが、凄いスケールである。

以下メモ書き。記述の内容に間違いがあれば、記憶違いであって、説明してくれた方の責任ではありません。

もともとは日本酒と同じ黄麹を利用していたが、酸の産生がなく、品質の制御が難しかった。
黒麹はクエン酸を産生するので、雑菌の生育が押さえられて製造しやすくなったが、建物が汚れる、製造過程にかかわる人間の肺への影響などがあり、白麹が使われる様になった。
白麹はミュータントであり、発見後主流を占める様になったが、味わいにおいて黒麹とは違いがあり、近年は黒麹の利用が増えている。

常温蒸留だと化学変化が起こるので味にこくが出る。
減圧蒸留だと40度くらいで沸騰するので、あっさり風味。
芋は常温、麦は減圧。麦の常温はイマイチ。
新酒は脂を含むため、新鮮なうちはいい味するが、脂が酸化するとだめ。限定流通品。でもかなり美味しいらしい。
冷凍芋は使わない。絞りかすの再利用を進めていて、豚に与えたばあいには、ダイエット効果が出て畜産的にはマイナス。このダイエット効果を人に利用できないかと思案中。

割水は冠嶽など、色々。
盆過ぎから芋焼酎の仕込み、その他の期間は麦焼酎を作っている。
サントリーと共同開発した焼酎があり、濱田酒造の会社名が入っている。



お土産に海童祝の赤の小瓶を頂く。丁寧な説明共々、ありがとうございました、美味しくいただきました。

その他、回りの人々から聞いたこぼれ話。(濱田酒造の人ではありません、念の為)

村尾は昔は品質がだめで売れなかったので、。
息子がかめでやり始めてよくなった。
いいちこがバカ売れしていた頃には、ずいぶんと鹿児島から原酒が買われて行ったらしい。
ブランドは大事だ。でも、それにあぐらをかいてはいけない。


長期熟成に関して質問するのを忘れた。つけあげ工場の見学を勧められたが、時間がなくていけず。残念、また次回だ。


繁盛してそうなので、JFLまででもいいですから、ヴォルカ鹿児島を応援してやって下さい。



濱田酒造 傳藏院蔵      
いちき串木野市西薩町17-7 0996-33-5222


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サントリー登美の丘ワイナリー@甲斐 [見る]

サントリー登美の丘ワイナリー

ホームページから予約して約30分のガイドツアー。有料のテイスティング付きのセミナー(?)、技師長の特別セミナーなどもあり、全て事前の予約が必要。

ワイナリーの入り口に行き着くのに軽く道に迷う。ツアー開始時間の10分前に到着。ワイナリー入り口で車を止められ目的をチェックされたあとで、駐車場に車を止めて受付へ。

入り口脇の受付で予約を確認してから、建物の外の階段を上り屋内の集合場所の椅子に腰掛けて始まりを待つ。受付などではしつこい程運転者にはお酒を出さないと念をおされる。過去になにかあったのか?

最初はスクリーンを使っての説明が10分程、その後見学路にそって工程を説明され、最後は山をくり抜いて作った貯蔵庫(年間平均温度13度)。

貯蔵庫のはす向かいには、ショップがあり有料テイスティングやワイン等の購入ができる。

ちなみに貴腐白ワインのノーブル・ドール(52517円)は1杯(30 ml位か)2100円で連れが試飲。大変よろしいお味だそうだ。

その後は丘の上にあるレストラン、ショップの方へ移動。レストランでパスタやコーヒーなど。ショップではガラスケースの中に

貴腐ワイン 登美 ノーブル・ルージュ 210017円

を展示してある。赤の貴腐ワインを初めて見た。値段にも驚いた。日本産ワインの最高値じゃなかろうか。

それはさておき、登美の赤 2003(1杯 1200円)を連れに試飲してもらう。フルボディではあるが渋みはさほど感じられず、比較的さわやかでバランスの取れた味だそうだ。登美の赤は、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロをつかった、特別限定醸造品であり、サントリーーワインのフラッグシップワインである。なお、飲んだ後に口中に残る味は、その後シャトーメルシャン勝沼ワイナリーで試飲した桔梗が原(メルロ種)の残り味(?)と同一であることより、メルロに由来するものである(と思う)。

登美が気に入ったとの事なので購入しようと思うが、赤の2002は残り少なく入り口の方のショップにしかないとの事で一旦山を下りて行く事にする。

と言うわけで

登美 赤 2002(カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ)
登美 白 2004(シャルドネ)

を無事購入。

これだけ素晴らしいワインがあるのに、運転手は試飲できない(法的に当然)、レストランのメニューが物足りない。また、前回、今回宿が不発だった事からちょっと妄想。

地場産の食材を使ったフレンチレストランを持つオーベルジュを作ったらどうだろう。今の季節なら茸、ジビエがあるし、甲州牛は通年であり、赤ワイン煮込みを食べてみたい。まさか登美を赤ワイン煮込みに使うわけにはいかないだろうから、料理に使えるようなワインがあるのか心配するが、無ければつくっちゃえ。それから、醸造過程ででた搾りかすで作ったマールも欲しいなあ。ワインは食の一部でもあり、食は文化。やるならそこまでやって欲しいなあ。サントリーの資本力を持ってすれば出来ない事は無いと思うのだが。





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