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みどり荘@吹上温泉(鹿児島) [泊まる]

昼食後、途中で一回休憩して、そのまま吹上温泉へ。休憩した所では既に新米が売られていた。宿へ入り道の入り口には緑色に塗られたゲートがあるのだ字が見辛くてわからん。でもカーナビ見てれば宿の名前が出ていたのである。もっと早く気づけと。

玄関入った受付の横にの棚には宝山が一杯並べてある。なぜかくじ引きがあって宝山の小瓶が当たる。夕食時の飲み物は決定である。

ここは日本秘湯を守る会会員旅館。部屋はほぼ離れ形式で緑池という名の本当に緑色の池のほとりに建っている。隆盛さんや茂吉も宿泊したいう。玄関から見て一番奥には沖縄沖に散っていった特攻隊員の霊を慰める観音堂がある。何はともあれ、まずは風呂である。

浴衣に着替えて案内に添ってまずは池のほとりにある露天風呂からである。露天は自家源泉100%で透明で硫黄臭があり、ややぬるっとしている。浴槽のサイズは小さめで数人が限度か。温度は触った時には熱くは感じるが入っていると熱さはさほど感じなくなる温度。茹だったら浴槽から出て体の熱を取ってまた入るという具合に、思う存分堪能。続いて露天のすぐ近くにある内湯へ。ここも池に面しており、全面ガラス張りである。内湯は自家源泉と吹上温泉の源泉との混合で、やや緑色を帯びた茶色いお湯である。湯温はややぬるめ。夏はこれ位の方がいいか。久しぶりにいいお湯を堪能して夕食へ。

夕食は人数が多かったせいか、玄関脇の小さな宴会場の様な所である。

生ビール
焼酎 宝山

食前酒 青梅黒酢
先附 胡麻豆腐 くこの実 オクラ 旨出し
吸物 木の子真丈 胡瓜 紅葉麩 ジュンサイ パプリカ 刻み柚子
お造り きびなご まぐろ あじ くろだい いとより 芋がら

蓋物 蓮根万十 針人参 陰元 小芋 銀餡
焼物 帆立素焼 茄子ピリ辛炒め ゴーヤ味噌炒め ほうれん草白和え もずく酢 合鴨ロース 二色パプリカ
揚物 薩摩揚げ 青唐 苦瓜
温物 黒豚しゃぶしゃぶ鍋 水菜 エノキ 人参 白葱 なめこ蕎麦 柚子胡椒
酢の物 海鮮土佐酢ゼリー掛け 海老 帆立 トマト カボス 白髪葱 アスパラ
止椀 豆腐となめこの赤だし
食事 蟹としらす御飯 みどり荘自家製米 新米
香の物 
水菓子 水瓜 梨 キウイフルーツ


さすがに昼飯が効いていて、箸の進みが遅く、それをキッチリ指摘されてしまった。でももちょっとのんびり食べさせて欲しいと思うくらい皿だしは品がかぶって早めだったのは残念。料理は悪くはないんだけど、無理に懐石仕立てにせずにもう少し郷土色を感じさせる構成の方がいいんじゃなかろうか。それでもよくがんばっている方だと思う。印象に残ったのは造りのつまに芋がらついていた事で、いかにもという感じか。揚げたての薩摩揚げはさすがにうまい。豚しゃぶは肉がちょっと大きすぎかな。最後に蕎麦を入れて食べるのが良かったな。シラス御飯はお代わりが欲しかったくらいにうまかった。香の物はもちょっと量をたっぷりと欲しいところかな。

また寝坊して朝飯前の風呂に入りそびれた。

朝食は藤棚の下の一枚板の大理石のテーブルで。適度に日差しが遮られていい感じである。石は秋吉台から運んできたそうである。

海苔 マグロとろろ 温泉卵より半熟 きんぴら 酢の物 漬物 焼物 かまぼこ 明太子 豚味噌
サラダ みそ汁 御飯 セルフで コーヒー

可もなく不可もなくという所か。サラダが千切りキャベツなのは頂けないが。コーヒーが飲めるのはいい。

出発までには時間もあるので、風呂へ。 露天、内湯共に貸し切りで楽しんで終了である。

車でないとアプローチしにくい場所ではあるが、いい宿だと思ます。


みどり荘
鹿児島県日置市吹上町吹上温泉 099-296-2020


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