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石原荘@妙見温泉 (鹿児島) [泊まる]

空港についてチェックインまでは時間があるので、上野原縄文の森へ。確か幼少のみぎりに習った覚えでは鹿児島は火山灰性地層であるので縄文時代の遺跡は存在しないという事だったはずだが、なんとここ上野原をはじめとして現在では多数発見されているのであった。昔すんでいた所のすぐ近くでも遺跡が発見されていて、びっくりである。しかもこんな立派な遺跡の保存施設やら文化財センターなんてもんまでできちゃっている。ちなみに埋蔵文化財センターの中は見学できて運が良ければまさに発掘物の補修、クリーニング作業をしているのが見学できるらしい。職員の机のあるところも自由に入れて質問があれば可能な限りその場で答えてくれるというフレンドリーな対応である、なんとすばらしい。

頃合いを見計らって妙見温泉へ。

ぱっと見は変わっていないんだけど石蔵が新設されている。車は任せて、いつものようにフロント脇で黒密のかき氷を頂く。前回は川沿いの部屋だったのだが、なんかしょんべん臭い臭いがしてトイレの換気扇をずーっとつけていないと閉口したので、今回は山側の部屋にしてみる。部屋はにおわなかったのだが途中のエレベーター付近がタバコのすえた臭いが染み付いているのはちと如何なものかと。他の点がいいだけに、もう少し臭いに気を配った方がいいと思う。

さてまずはお風呂である。ここのお風呂は全て1回玄関を出てから右へ進んだ所にある。

一番近くにあった川っ端の露天風呂は足湯になってしまったが、代わりに七実の湯が新設された。板張りで結構こじゃれているが、足湯になった所の雰囲気も捨てがたい。ここは1回30分の貸し切りなので順番取りが結構大変である。

大浴場の天降殿のお湯は最高だ。湯量は惜しげも無く、温度管理が素晴らしい。湯の肌へのあたりもよく、まるで温泉の熱エネルギーが体に染み渡ってくる様な温度である。今んとこここのお湯が一番好みだ。

一番奥の椋の木露天風呂は道路からも丸見え。ま、気にせず明るい時にばんばん入ってましたけど。ちなみに川向に建物を構えているのは田代水産である。ここはラムネが凄い。最初気にせずに湯口に近いところに座っていたが、次第に腰の辺りがかゆくてかゆくたまらなくなってきた。よくよく見てみるとそのあたりにラムネのあぶくがついているのであった。南洲館の硫酸風呂程では無いが、強烈である。

食事は個室の食事所で。

ビール、日本酒、焼酎(銘柄は忘れた)
竹筒のお酒でまずは一杯
洗い蛸 緑酢和え
茎芋の葉 鰻すし 川海老 絹かつぎ 南瓜 鬼灯釜 トマト蜜漬け
鮃重ね盛り
鮎火取り 玉子豆腐
鹿児島黒牛鉄板焼き
茄子冬瓜含め煮 海つらら
黒豚と無花果の揚げ出し
鱧御飯 赤出し
季節の果物(梨、葡萄 いずれも鹿児島県産)
みつまめ


写真


味はわるくないです。量もそこそこあります。でも、前回の方が満足感が高かったような気がするのはどうしてなんだろう。全体的に地のものを使っているとはいえメニュー構成がありきたり感がでているかなあ。特に、アンケートまで書かされた牛の鉄板焼きは、なんらかのタイアップかもしれないけど、ちょっと勘弁というところ。これ以上よくある温泉旅館風のメニューになるといくらお湯が良くても宿のチョイスからは外れてしまう。もっとローカルな料理を、素材を吟味して、調理の技術で洗練させて食べさせて欲しいものだ。

食事が終わって部屋へ戻ると布団が敷かれていたので、そのまま沈没。

翌朝は朝もはよから露天風呂のはしごで朝食の時間にぎりぎり。

朝食は新設された石蔵の地下の食事所。ここの内装が非常にポップで面白い。デザイナーの名前は聞いたけど忘れた、東京の人だったけど。

朝食は相変わらず素晴らしい。4杯飯である。

夕食のメニューがちょっと不満ではあるが、お湯の素晴らしさを考慮すると今の所CPは素晴らしいと思う。



では、今回の旅のメインイベントである天草に向かうとしよう。

 

妙見石原荘
鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376 0995−77−2111


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