SSブログ

総本山 仁和寺 御室会館@京都 [泊まる]

秋の京都である、御三家に泊まるも良し、ホテルに泊まるも良し。

しかしながら今回は、世界遺産の中に宿泊するのである。そして朝は国宝の金堂で行われるお勤めに参加するのである。

京都といえば寺社仏閣である。しかしながら、その生きた姿をかいま見ることは稀である。わずか6000円で朝食がついて、加えて御殿の無料入場券がついて、早朝の境内を思うがままに散策できるのである。

これは絶対有りでしょう。

とい事で、今回の京都遠征はここに決まり。

あの古文の教科書にも出てくる仁和寺の東門をくぐるとすぐ左手に立っている建物が御室会館である。一応宿坊ということにはなってはいるが、鉄筋コンクリート建ての建物で予想よりもかなり大きい建物である。玄関を入ると受付で色々なことを丁寧に説明してくれ、案内の方が部屋に向かう方々お風呂等の説明をしてくれる。

5時過ぎにチェックインしたのだが、部屋に入ると既に布団が敷かれていた。部屋の設備はさすがに一般の旅館と比べる見劣りするのでは有るが、値段を考慮するとさほど不満は感じない。なお、トイレ、洗面所は室外である。風呂は部屋には無い。この程度なら、片泊まりの宿や秘湯の宿では当たり前なので全然問題ない。

門限は23時なので22時前には戻ってきて、ひと風呂浴びる。風呂上がりにビールを飲みながら、アウェイでの勝ち点3を噛み締めながら寝る。

5時半のモーニングコールを受けて、身支度をして金堂へ向かう。読経を正座(正座は強制ではない)して聞く、読経終了後講話がある。この講話が長くて、足が限界。お茶やってた頃は平気だったのに、情けない。

なお、この金堂は朝のお勤めが終了次第結界が張られて閉め切られることとなっている。従って特別な時期を除いては、金堂内部を覗けるのは宿泊してお勤めに参加した人のみということになる。

講話終了後、戸締まりされるまでは自由に内部を見学し、その後は境内を散策しまくる。一巡りして部屋に帰ってくると大体朝食の時間であった。豪勢とはいわんがそれなりの朝食を頂いて部屋に戻り一休みすると大体9時のチェックアウトの時間である。受付で荷物を預かってもらって、御殿を見学し、荷物を回収して次の観光へ向かう。

宿坊と言っても何の堅苦しさも無い。当日の宿泊者は家族連れあり、若い女性のグループ有りと色々の様であった。下手な旅館に泊まるよりも貴重な体験が出来ていいのではなかろうか。京都には他にもお勤めに参加できる宿坊が有るので泊まってみるのもいいのではないかと思う。



総本山 仁和寺 御室会館
京都市右京区御室大内33 075-464-3664
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。