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桜田@京都 [食べる]

予約の時間にちょっと遅れて店の有る通りに入っていったら、なんか撮影していた。

後から聞いたところによると、おかみさんとご主人が客をお見送りしている様子の撮影だったようである。料理等の撮影は以前に済んでいたらしい。撮影していたのはNHKで、11月半ばに『まるたけえびす・・・』とかいうタイトル(たぶん)[11月18日 20:00-21:50 ハイビジョン特集   丸竹(まるたけ)夷(えびす)にない小路  〜辻子(ずし)と路地(ろうじ)の小宇宙〜  かな]で放映されるらしい。多分紅葉の最盛期を狙ったものだろうが、放映を見て宿を取ろうとしても京都市中の宿は難しかろうに。NHKも罪作りな。

さて、桜田である。ここのご主人は、以前神戸のポートピアホテルの招福楼で店長をやられていたとのこと。その頃に昼食をいただき、いたく感激した覚えが有るのだが、さて今回は。

撮影が終わったばかりの、おかみさんとご主人に迎えられて店内へ。ぶぶあられのお茶で口を潤してから、半月盆に濡らした赤杉の箸、霧を吹いたすすきと萩の文様の朱塗りの杯、先付けが整えられる。

まずは一献頂き、先付けを愉しむ。

先付けは松茸、ズイキ、海老の酢のもので、酸味の利いたゼリーが回りに引いてある。今日は朝の5時半から活動開始で、疲れきった体に、酸味が良く効く。酸味の具合も先週の宮本のうざくとは違って非常によろしい。

椀は松茸、鱧の出会いのもの、プラス茶巾玉子豆腐。出汁の具合が五臓六腑に染み渡る。いいですな〜。これだけでもう十分デス、ハイ。

後は出てくる料理を堪能するのみ。写真は全部撮ったけど、料理のメモはなしなので詳細は省略。行く前は、山玄茶のこともあり招福楼系に不安があったけど、それを吹き飛ばしてくれた。おかみさんはなかなか押し出しの強そうな人で、確かに人や状況によっては好き嫌いが別れるかもしれない。しかしながら接客に関しては若い人を含めて良く機能していた。料理について質問しても、大体その場で返事ができ、わからなくても板場に聞いてすぐに回答してくれる。素晴らしい。

日曜の夜、食事を終える頃には2回転目の客が入り、なおかつ満員であった。開店から20年を経て、この賑わいである。喜ばしいことである。

敢えて難をいうならば、造りは金網の上に盛ってあるとはいえ、氷と一緒にはしない方がいいと思う、水っぽくなるので。それと、カードが使えないことかな。

次回の訪問を愉しみに残り7戦を戦い抜こう。

写真

 

桜田
京都府京都市下京区烏丸仏光寺東入ル一筋下ル匂天神町634-2 075-371-2552


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