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アン・ジャンヴィエ@仲町台 [食べる]

隣の駅のシネコンに行くついでに昼ご飯。

予約をしていたが特にテーブルは用意されていない様で、適当に空いていたテーブルに案内される。

女性のメートルが案内したのだが、食前酒を特に勧めるでもなく、メニューを渡したまんまほったらかしであった。この女性は食前酒のシャンパンを飲み干した後、特に確かめるでもなくすぐさま、水を持ってきた。次の飲み物は何か進めないの?と聞くと、勘違いしておりましたといい、とりあえずワインリストを持ってきて、グラスのワインの選択を通りいっぺんの説明ですませる。慇懃無礼を旨として、サービスの何たるかをわかっていないこの人をなんとかしないと。これと好対照にコックコートの男性の方はよく説明してくる人で、料理の選択に関しても融通を利かせてくれた。声をかけるのなら男性の方(多分店主の息子の方かな)にしたほうがいい。

料理の選択はスペシャルランチ。

スパークリングワイン

グラスワインの赤

冷製ジャガイモのポタージュ(女性の説明のママ、ヴィシソワーズと思われる)

カサゴと海老のポワレ、ラタトゥイュ添え

鴨のロースト

デザート4種盛り

なお、バターは有塩のものでほんの少量が添えられていた。パンの代わりにライスの選択もできる。

スープは変な臭みがあった。たぶん、クリームの質が良くないのだと思う。量は比較的多い方だと思うが、あまり美味しくないスープ(ランチのコースにはお決まりで組み込まれている)を大量に飲まされるよりは、何か軽い前菜のチョイスがあった方が遥かに良いと思う。

魚の皿はやや火が通り過ぎの感じはあったが今回の料理の中では一番良かった。

鴨は火の通はまあまあだとは思うが、やはりあまり素材の質が良くないようである。まあ普通である。

この他に、黒毛和牛ほほ肉の赤ワイン煮を味見させてもらった。ソースにはあまり赤ワインの風味は感じなかったが、味自体は悪くはなかった。ただ、肝心のほほ肉は壊滅的にまっずい。ほんとに黒毛和牛のものですか?もしそうだとしても相当に質のわるいものなんじゃなかろうか?自分で作ったものの方が遥かにおいしかった。

結局、この店では魚を選ぶのが正解なのかもしれない。しかし、食材等へのコストの掛け方を考えると、その選択も地雷となる可能性がある。確かに安いのだが、ここまで食材のレベルが下がると(しかもばたーは有塩)、自分的には食事の選択には入らない。女性メートルを含めて田舎のなんちゃっ仏蘭西料理屋がなんとか頑張ってやっています、というところか。

店のホームページには

テレビ東京「テレビチャンピオン」フレンチ初代チャンピオン。
その他TBS 「どっちの料理ショー」を初め創作フレンチ等、数多くのテレビ番組に出演。

との表示がある。

それに加えて料金は安いにもかかわらず休日の昼に満員ではないところが、この店およびそれを取り巻く環境に何らかの問題を抱えている事をはっきりと示しているとおもわれる。まずはメニュー構成をコスト面も含めてもうすこし考え直した方がいいとおもうが、クラシカルな親父の代が終わらないと無理なのかなあ。息子がんばれ。

 

EnJanvier(アン・ジャンヴィエ)
横浜市都筑区仲町台1-33-23 パークサイドヒルズ  045-942-3027


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