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ビストロ コムシコムサ@京都 [食べる]

京都駅で下車、東福寺で京阪に乗り換え丸太町で降りて二条通りを平安神宮方面へ、左手に加藤順漬物店を見つつジャスコの斜め前のマンションの1階に店はある。さすが京都の夏である、ここまで歩いただけで汗だくだくだ。ドアの取手近くには、狭い店なので子供の入店は断る旨の掲示がある。これが無ければ家族でこれるのだが残念である。確かにカウンターとテーブル席で13名分の小さな店である。ただし、予約でほぼ満席。

まずはアペリティフでペルノーのソーダ割りを。

季節野菜のマリネ ギリシャ風 生ハム添え
穴子のソテーと賀茂茄子のグリル
南瓜の冷たいスープ オレンジ風味
仔羊と野菜の煮込み クスクス添え チリペーストをお好みで
デザート ソルベに白ワインのゼリー
コーヒー

ワインはグラスで
Santagostini bianco
Chateau Prieure Borde Rouge

約6k円

前菜は野菜の火の通具合もよく程よい酸味で、この季節のスターターとしては良い。惜しむらくはもう少し香草等の香りがあればと思った。穴子のソテーは小振りの穴子を片面のみカリッとソテーしてある。ただ如何せん穴子が小さすぎで今ひとつ味わいが無い。難しいねえ。賀茂茄子はジューシーさを失わないいい加減で火が通っていたのでよし。南瓜のビシソワーズはクリームを控えめにして、オレンジの酸味でさっぱりと。季節に合わせたレシピで大変よい。メインの羊のクスクスは羊の臭いが香る香る。獣臭さの一歩手前ぎりぎりまでいっている。人によっては受け付けないぐらいの臭いである。ヨーロッパのジビエ料理を思い出させる。臭いは強烈なのだが肉を口に含んでみるとさほど気にならない。スープにもそれほど獣臭は強くない。ぎりぎりのところでうまくまとめてある、素晴らしい。


丸いパンは自家製 暖めて出てきて外はカリッ中はモチッ粉の香りがして美味しい。
給仕の女性の方の目配りは非常に良い。

基本的に夫婦2人でやっておられるようで、当日は途中から一人お手伝いの男性が厨房に入っておられていた。店の感じとしては京都風のサラマンジェという感じかな。常連になると色々と面白い料理もお願いできそうな雰囲気である。カトラリーはもう少しきちんとした物に替えた方がいいのではと思う。

気軽に食べにいけるフレンチの店として京都ではいいのではないかな。(翌日のフレンチの印象が強くなりすぎて、絶賛まではいかず)

ランチはカードが使えません。

帰り道には加藤順で瓜と茄子の季節のお漬物を買って、寺町までお買い物。

 

ビストロ コムシコムサ(Comme ci comme sa)

京都府左京区仁王門通新高倉東入ル正往寺町462-102 インペリアル岡1F 075-771-0296


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