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インド料理 SATYAM (サティヤム)@浦和 [食べる]

高円のGL最終戦。2試合目までの時間に中抜けで昼飯。


インドなお客さんもいるが、行列ができるほどではないみたいだ。


南インドミールス 1000円のランチ 
ラッサム
サンバル
ベジタブルカレー
ベジタブルブリエル
ワダ
ピクルス
チャパティ
ライス
サラダ
スィーツヨーグルト
ラッサム、サンバル、ライスは食べ放題

チャイ

普通にナンでカレー食いたかったのに、ライスの方を選んじゃってメニューの選択を失敗。ランチが15時まであるのは使い勝手がいい。量は少なめかな。味は悪くはないんだろうけど、場所的に積極的には行きにくいかなあ。


青森山田に万全の準備で昨年の借りを返されました。柴崎くんはうまいのは一目見ればわかるが、うますぎて強さを感じないと負け惜しみ。初戦の立正大湘南に快勝したときには行けるんじゃないかと思ったんだけどなあ。静学に負けたのが痛かった。第二試合で滝二vs浦和ユースを見たはずだが、滝二のほうがいい動きだったのはうっすら覚えていても2点取った樋口くんの印象がない。



行く川の流れは絶えずして、の心境のこの頃。


    
インド料理 SATYAM (サティヤム)
埼玉県さいたま市緑区道祖土1-27-10 サイドプラザ1階 048-762-9971

ラーメン 鳳@品川 [食べる]

あ〜負けた負けた、ダービーに負けて連敗じゃ。おまけに昇格圏からも落っこった。なんてこったい。


ボーゼンと帰路についてはたと腹が減っているのに気づく。こんな時間じゃやってる店ないって。勝ってりゃどっか遠征してもいいけど、そんな気分になれるわけないがな。で、ここ。高輪口出て右。銀行屋さんの前の空き地で営業中。客のおばはんがぐだまいとるぞ。オヤジもいりゃあ、若いオネイサン風も来たりしてる不思議な客層。

ラーメン


あっさり東京醤油味ラーメン。屋台のラーメンというと麺が細くてすぐにだれるんだけど、ここのは結構しぶとい。夜中に小腹を満たすにはぴったりである。場所といい味といい素晴らしい経営戦略である。ソ◯ーも見習うように。


ラーメン 鳳
東京都港区高輪3-26

おにやんま@五反田 [食べる]

微妙に夕べのフラ飯が残っているのである。でも何も食べないと空腹にさいなまれることは目にみえているので、あっさりとうどんだ。うどんはここと決まっているのである。

冷かけ とり天 ちくわ天

出汁が冷やしてあった。その分塩がやや薄く感じた。麺は茹で置きだけどちゃんとぐにゅぐにゅしてるし、とり天はほのかに温かいし、ちくわ天は揚げたて。いやーうまい。讃岐人じゃないけど、故郷の味。


2階の隠し部屋から人が降りてくるのを初めて見た。


おにやんま
東京都品川区西五反田1-6-3

天ぷらのひらお 本店@福岡 [食べる]

豪雨の激戦を終わって徒歩で。

アウェイ側の出口から出て人の流れに乗って左に行って、最初の三叉路を右に降りていけば空港沿いの道に突き当たりその右手にある。待ち列は30人くらい。試合から流れてきたような人も居たなあ。入り口横で食券購入。間違えた場合には申告すれば交換して差額を精算してくれるらしい。


お好み定食
穴子


天ぷらを揚げるのはさすがに機械では無理なようだが、ご飯を盛るのは機械にもできる。ご飯、味噌汁、天つゆがセットされて天ぷらが、なんと揚げられた順に来るのである。天ぷら用の塩も3種類用意してあるのでお好みで食べれればよい。天ぷらが来るまでには特製のイカの塩辛やお漬物をつまみにビールでも飲んどけと。こんな形式のこのクラスの天ぷら屋って関東にあるのだろうか。値段にしてはネタは悪くないんじゃないかなあ。繁盛するよなあというのがよくわかる。日常の天ぷらとしてとてもよろしいのではないでしょうか。

あっさり食事終了。勝ってたら時間があったので中洲まで繰り出してただろうなあ。ショックがでかくて空港でビールを飲んだくれる。



うむ、適当だな。直接対決での敗戦のショックで詳細が飛んどるがな。
多分このへんでチームが壊れたんだろうな。



天ぷらのひらお 本店
福岡県福岡市博多区東平尾2-4-1  092-611-9033

博多湯@二日市 (福岡) [食べる]

朝風呂。ホテルの隣にあるので、起き抜けに手ぬぐい1本でいく。300円。

玄関を入った所からお湯やさんという雰囲気で、御前湯とはぜんぜん違う。
脱衣場から階段を降りた所に浴槽がひとつ。左手にはかけ湯用の湯だめがある。カランは5つぐらいだったかな。こぢんまりとした風呂ではあるが、御前湯ではほのかにしか香っていなかった硫黄臭がぷんぷんする。

お湯は源泉かけ流し。温度はちっと熱めかな。温泉目当てなら100円高くても断然ココがいい。


博多湯
福岡県筑紫野市湯町1-14−5 092−922−2119

御前湯@二日市 (福岡) [温泉]

ホテルの斜め前にある銭湯風の建物。中には入ってもご近所さんの銭湯という雰囲気である。

お湯はぬるめ。循環、加温、塩素消毒あり。蛇口からのお湯のほうが温泉らしいとは。残念な風呂屋である。

温泉というよりは銭湯だと思った方がいい。ま、銭湯が200円というのは格安ではある。


御前湯
福岡県筑紫野市湯町2-4-12 092-928-1126

アイビーホテル筑紫野@二日市 [泊まる]

レディースの試合との連チャン予定で取った宿。直前に試合日、試合会場が変更になったので結局温泉目当てになってしまったのである。久留米に行く予定は昼飯で腹いっぱいなのでキャンセル。

駅からの距離が微妙で歩けることは歩けるんだけど、ちょいと遠い。あっさりタクシー使うのが正解なのか。

ほとんど温泉地とは思えない場所のビジホ。部屋フローリングで想像したよりも広め。リフォームしてあるのか部屋の中も結構綺麗だが、浴室に掃除の行き届いていない部分あり。ネットは無料。

夕食はパス。

朝食はバイキング。まあまあかな。福岡の温泉は少ないので太宰府観光も絡めて泊まるのはいいかもしれない。


アイビーホテル筑紫野
福岡県筑紫野市湯町1丁目14-3

博多 い津み@福岡 [食べる]

カロリー消費のために歩くですよ。日陰では風も吹いていて心地よいが、日向では死ねる。汗だくで到着。玄関はいるとお給仕さんがりお出迎え。テーブルに案内されるが、テーブルには人数分のセットがあり、もれなく荷物置きの椅子が準備されていた。当たり前といえば当たり前だけど、気持ちイイもんです。

まずは生ビール。プレミアムモルツだったかな。綺麗な泡が程よい加減で乗っていてて、飲むとリング状の跡がのこる。上手なつぎかたで、味もいい。

お酒は冷酒を2合(銘柄は聞いたけど忘れた、辛口のやつ)

走りのふくと秋の彩り膳
前菜三種盛り 煮凝り 枝豆の白和え 柚子釜
焼ふくつみれ シメジ ほうれん草 の玉蒸し
ふく薄造り
ふく源平焼き
ふく隠元巻 エリンギ巻揚げ
唐揚げを追加
小芋玉〆
ふく山椒ご飯
香の物
ふく味噌汁
枝豆水羊羹


ふぐは養殖の虎河豚。熟成もよくされていて、脂ののりがいい。この脂のコクがあるのが天然モノとの違いなのだろうか。そうなると人によっては養殖物のほうが口にあうのだろう。味わいとしては今まで食べたふぐ刺しの中で一番うまかった。追加の唐揚げはちょっと水っぽくてイマイチかな。まだ捌いてから食べごろのものではなかったのかもしれない。唐揚げが出るまでの間にふぐのコンフィ(オリーブオイルで蒸したものという説明)がサービスで出される。このような食べ方があったのかと驚かせる。フレンチに取り入れられるんじゃなかろか。雰囲気といい、料理といいいい店だと思う。来年時期が合えば家族で来たいもんですな。


おみやげに明太子を買い忘れたけど、空港でも売っていたので購入。やや塩味が強めだが上品な味でした。明太子はもっと荒々しいのが好みという人もいるかも。


博多 い津み
福岡県福岡市博多区住吉2-20-14 スパイラルステップス 092-291-0231

かろのうろん@福岡 [食べる]

とりあえず朝飯がてら。

博多駅の博多口からバス。しかし博多駅の出入口名には東西がついていないので不便だ。せめて案内板にはカッコ書きで東西を入れてくれればと思う。
キャナルシティのバス停で降りて道の向こう。

雰囲気は年季の入ったすごく庶民的なうどんやさん。タモさんが言わなきゃ来ないって。先客はご近所さんか、共通の知人の消息に関してお店の人とおしゃべり中。

ごぼてんうどん

讃岐うどんとは違うが意外にしっかりしたうどんでつゆも美味しい。さすが長くやっているだけのクオリティは持っているんだなと。ゴボ天があってもさっぱりしていて朝一の食事にはちょうどいい。


櫛田神社を徘徊して、徒歩でキャナルシティへ涼みに。


かろのうろん
福岡県福岡市博多区上川端町2-1 092-291-6465

carissima (カリッスィマ)@浅草 [食べる]

アド街見て行きたいといい出す人がいるんだよね、身近に。久しぶりに人形焼でも食べに行くかという乗りで行ってみる。

凄い人混みだねえ。人力車の客引きがうざい。

割と広い店内は先客が一組のみ。直前にも関わらず予約があっさり入ったのも無理ないか。ちょっと離れたところでは人がうじゃうじゃいるにも関わらずこんだけ空いているというは????、と不安がよぎる。

キスのパルミッジヤーノ焼き
フランス産ムール貝(モンサンミッシェル産)の白ワイン蒸し
トウモロコシとズッキーニのガレット
ボロネーゼ ストロッア
トロフィエ ジェノベーゼ
シロイカのグリル
ウサギのロースト ポテト添え
ウイキョウグリルチーズ乗せ
蜂蜜のアイスクリーム
ソルダムのソルベ
イチジクのコンポート
コーヒー
エスプレッソ
ハーブティ

それぞれの皿はまあ可もなく不可もなくか。ただ観光地値段で値付けは高いよな。この辺が空いている理由なんだろうか。まあ、安くするとこの立地では混んでしょうがないということでの値付けなんだろう。それにしても休日の昼にガランガランというのはちょっとな。


carissima (カリッスィマ)
東京都台東区浅草1-18-4 伊藤ビル1F 03-5826-0678

TOKYO 鶏そば TOMO@大井町 [食べる]

用事のついでに昼飯の場所を探して候補の2つがともに時間切れやら品切れ。仕方なく汗ダラダラ流しながら歩いていくのであった。やや遅い時間だったので先客は3人。

和そば(というまぜそば)

メニューの選択は暑すぎて汁系はパスして珍しくまぜそば。まだ大崎の六厘舎横で営業していたジャンクガレッジでくった以来のまぜそば。

浅めにゆでたもやし、やや固めの半熟の味付け玉子半分、チャーシュー、紫のかかった輪切りのネギ、海苔、ニンニクチップ?、節粉がトッピング。麺はやや太めのちぢれ麺だったかな。混ぜ汁?は油感は程々でファーストアタックが非常に強いが、食べ進めるとちと飽きるかな。でも、悪くはないと思う。

戯れに麺を少々残して、店主が美味しくないですよ言うのを振りきってスープを入れてもらう。確かにこれだけでは味が薄まっただけでいまいち。塩と追加のタレを入れるとそこそこの味になった。ま、プロの言う事には従えというこった。

つけ麺をチビッとつまみ食い。
つけはつけ汁が塩辛い。スープ割りで調度よいくらいか。

巷に氾濫する濃厚豚骨魚介系に飽きた時にはいいかもしれない。しかし、夏にはもっとあっさりした方がいいかな。やっぱ、蕎麦だなあ。


    
TOKYO 鶏そば TOMO@
東京都品川区東大井6-5-1 03-5462-3960

石ばし@蘇我 [食べる]

試合終了後、前を通りかかると9時を過ぎているのにまだ営業中の気配。中を覗いて聞いてみるとオーケー人のことなので並ぶ。時間帯があわないのでなかなか食べられないんだよね、この店。

つけ麺 大盛り

つけ汁は安定の魚介風味。麺もうまい。変わらないなあ。一つ不満があるとすると、この店のオリジナルも食べてみたいということ。ただこの店、あんまり商売っけがないんだよなあ。


つけ麺 石ばし
千葉県千葉市中央区今井2-4-9 043-262-1484

丸直@北品川 [食べる]

さっくりひるごはん。
相変わらず賑わっている。

冷やし中華
チャーハン
餃子
など

冷やし中華は黒酢を使っているとの事だが余り感じず。黒糖を使っているとのことだが味がくどい。もちっとあっさりのほうがいいかな。
チャーハンはベタベタ系ではあるが悪くはない。
餃子はあいかわらずうまい。

丸直
東京都品川区北品川3-3-7 03-3474-1297

水たき 長野@福岡 [食べる]

今回の九州遠征の締めである。

何度来ても博多駅の出入り口はどっちがどっちかわからなくなる。せめて博多口(西側)、筑紫口(東側)と括弧書きくらい添えて欲しいもんだ。ま、それはともかく、時間もギリギリなので工事中の博多口からタクシー。

店の前辺りはあまり人通りもないのだが、中に入ると結構席も埋まっていて、そろそろ食事も終了という卓も見受けられる。お仕事前の食事という雰囲気の方々も複数いらっしゃる様子である。


テーブルには既に人数分の食器もセットされ鍋にはスープが満たされ火を入れるばかりに準備されている。掛け軸は鶏(軍鶏?)の掛け軸。


水炊き
手羽煮込み
スモークチキン
唐揚げ

まずは酢モツでビール。途中から日本酒。

スープが暖まったら浅葱を散らして塩味を適宜調整してのむ。ウームうまい。さほど白濁したスープではなく、鶏臭さは気にならない程である。さすがですな。つくね、肉(モツもあった)、野菜と順に投入して食すのみ。ちなみにお給仕は全ておねいさんがやってくれます。最後は雑炊で締め。

おねいさんの愛想はもうひとつだったかな。味的には最高かと問われれば返答が難しいが、まあ、水炊きは変にこだわらずにこれぐらいでいいんではないでしょうか。雰囲気も変に気取ってないしな。夏の鍋も乙なもんである。


4回目の九州遠征終了。勝ち点2が惜しいのう。
来月の福岡で九州遠征は終了。

     
水たき 長野
福岡県福岡市博多区対馬小路1-6 092-281-0105

吉野ヶ里歴史公園@佐賀 [遊ぶ]

佐賀に来てここは外せないでしょう、という事で時間がないのでさっくりと行ってみる。

天候がよくなく、雷注意報で櫓には登れず。
約一名は途中の建物で勾玉造りに参加。適当に削るのなら意外に早くできたらしい。もちろん綺麗に磨いて完成させるのには多分半日がかり。

環濠集落、南のムラ、資料館、北内郭、北墳丘墓、中のムラを見た所で雨も降り出して、カメラの容量も一杯になったので切り上げ。

ずいぶん奇麗に整備されていて驚いた。目一杯見ようとすると半日では足りないかもしれない。一見の価値有りですな。

車を鳥栖駅から大分離れた営業所に返す。駅まで送ってくれるからいいけど、なんで駅の近くにないんだろうかと不思議だ。別府の営業所も港の方にあって驚いたのを思い出した。博多までは電車ですぐである。


吉野ヶ里歴史公園
佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843 0952-55-9333

井手ちゃんぽん 本店@武雄 [食べる]

朝ご飯はしっかり食べたから、昼は軽めに。
ちょうど昼御飯時で待ちが10人くらいあったのだが、回転は速かったのでそうは待たなかった。
お客さんは近場の人々っぽい。一部観光客かな。鳥栖のタオマフしてた人もいた。

店内は結構広い。基本はカウンターとテーブルだが右奥には座敷もある。面白いのは、カウンターがその座敷の方まで回り込んでいるのだが、カウンター客用には畳の上で使う小さい椅子が使われているのだ。客をさばいているお兄さんのさばきが良くてほとんど淀みなく席が空いては埋まっていく。プロだねえ。カウンターの上にはサイン入りの色紙がずらりと並んでいる。食べログ話題のお店シール有り。

ちゃんぽん
餃子

野菜がてんこ盛り。具は海鮮物はない。キャベツ、もやし、タマネギ、ちくわ、豚肉、かまぼこ。スープは基本豚骨でやや甘めか。麺はチャンポン特有の腰のない麺だが雰囲気に騙されているのかもしれんが悪くはない。卓上にはコチュジャンの様な辛みそとヒットソースが置いてある。何せ量が多いから途中で味に飽きて来た時には2つを使って味に変化をつけてみるといいと思う。

特に驚く程の味ではないと思うが、近くに行ったら寄ってみて損はない店かな。


井手ちゃんぽん 本店
佐賀県武雄市北方町大字志久高野1928 0954-36-2047

武雄温泉 元湯@武雄 [温泉]

嬉野まで来たのなら当然寄るよねということで寄ってみた。
同じ敷地内には蓬莱湯、鷺乃湯、殿様湯、家老湯、柄崎亭がある。それぞの違いはしつらえ、貸し切りなどである。その他に、新館の建物には1階にお土産屋さんが入っているが自由に見学できる。設計は唐津出身の辰野金吾。ゆがみのある昔のガラスがいい雰囲気である。

楼門のすぐ近くにある元湯は蓬莱湯と入り口が隣り合っており、浴槽自体は同じ建家にあるようである。改装したのか結構奇麗な内装となっている。浴槽へは別府の共同浴場に良くある階段を下りていく形式。浴槽はぬるい(といっても42度くらい)と熱湯(45度くらい、季節変動有り)。ぬる湯はちょうどいい位であるが、熱湯は我慢して入れるぎりぎりの温度。残念だったのは循環、加水、塩素入りのトリプルだったことか。雰囲気はいいのに実に惜しいなあ。


今回は紫尾温泉のお湯がインパクトがありすぎて他が霞んじゃったなあ。


武雄温泉 元湯
佐賀県武雄市武雄町大字武雄7425番地 0954-23-2001

嬉野温泉 和多屋別荘@嬉野温泉(佐賀) [泊まる]

呼子から鳥栖への途中で荷物だけ置いて、鳥栖での試合が終わってからの深夜チェックインである。

とりあえず風呂。
複数の浴槽があり、露天風呂もある。タイルの風呂は循環で、檜風呂だけがかけ流し。透明のお湯でインパクトはないが、肌に優しいお湯かな。入り続けると良さがわかるんだろうか。いまひとつ感じない。

朝食はバイキング。温泉豆腐があった。生産者の顔写真付き野菜のサラダとかオリジナルドレッシングとか。卵料理は注文して作ってくれる。味はそれなりかな。


丸十の紋はもともと和多屋が長崎街道での島津藩の宿で現在の会社が買い取ったときに紋付の什器が残っていたことから


ぎりぎりで風呂入って、寝て、朝飯食って出発、の割には割高感があったかな。

嬉野温泉 和多屋別荘
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738 0954-42-0210

博多ラーメン 膳 鳥栖店@鳥栖 [食べる]

試合終わってからいくら何でも久留米に行って嬉野まで帰るのはつらいという事で探したのだが、第一候補が臨時休業のため止む終えず。

おいしいラーメン 280円
高菜おにぎり

何より安さに驚く。値段で覚悟したのだが、味はまとも。麺はやや太めのストレート。豚骨でもややあっさり系かな。不自然な化調の味も感じなかったし、この値段でこの質の豚骨ラーメンを出すとは、九州恐るべしである。おにぎりはもちょっと塩味を効かせた方がいいんじゃなかろか。


博多ラーメン 膳 鳥栖店
佐賀県鳥栖市元町1350-1‎ 0942-84-5118

呼子朝市、名護屋城@呼子あたり [見る]

朝市は11時前までとの事なので、早めに宿を出て車を借りて呼子へ。

朝市近くの駐車場に車を止めて、朝市の通りに向かうといきなり烏賊が回ってた。朝市ではまず赤ウニを割ってもらう。なつかしい海の香りがするが味の乗りはいまひとつかな。ちっと卵巣が痩せていたのでサービスしてくれた。

目についたものメモ
烏賊の一夜干し
烏賊焼売
くじらの脂身のブロック
アラカブ
オニカサゴ

イカバーガー
イセエビ
焼きアゴ
ビナ

昼飯はセゾンドールを選んだのでイカ刺しが食べられないのである。朝市でイカ刺しだけ食べられないもんかと探しては見たが見当たらなかったので、イカそうめんは諦めである。朝市で売っている魚介類がとても魅力的なのだが、帰りが明日なので購入は諦める。烏賊焼売だけはおみやげと自宅用に購入する。

割とあっさり朝市見物が終わって時間が余ったので名護屋城へ。糞暑いなかとりあえず一番上まで行く。眺めは良かった。わずか数年とは言えここが天下の中心に成っていたんだよなあと、栄華の跡を偲ぶのである。

これでも時間が余ったので、同じ敷地内にある博物館へ。立派な建物の割には中身は?な感じで、人によっては自虐史観だと思うかもしれない表記があったりでいまいちかなあ。


昼食後には風の見える丘公園などにも行ってみる。なんのことはない風車の建物で風車による発電量が数値で可視化されているだけのもんであるが、ここも眺めはよかったかな。

以上、呼子近辺の観光終了。


いざ、鳥栖へ。


呼子朝市
唐津市呼子町呼子朝市通り 0955-82-3826(呼子朝市組合)

セゾンドール (SAISSON D'OR)@呼子 [食べる]

萬坊の海中レストランの駐車場内という奇妙な場所にあるフレンチレストランである。駐車場待ちの車が列をなしていたので駐車場をスルーして橋の袂の駐車場に車を置く。建物を外から見ただけでは海に向けてテラスのある小洒落たドライブイン風にしか見えない。冬に道路が凍結した時にはたどり着けない車もあるとのこと。

テーブルには手描きのメニュー(日付とコース名、押印付)をプリントした半透明の紙が置かれている。苦手なものがあれば入れ替えたりもしてくれるようであるが、お任せする。実際には書かれていない品が出たり、順番も一部変更されたりしていた。

甘夏のジュースのシャンパンわり

鯵の瞬間酢締め(メニューに書かれていない一品)

七山 とうもろこしソルベ
呼子 地蛸の柔らか煮 茄子のジュレがけ
岩崎 地かぼちゃと豆乳のポタージュ 白玉入り
肥前町 水イカのソテー 夏野菜添え イタリアントマトの香り
肥前町 鱧のボイル 松茸の香り
鎮西町 冷製キュウリ粥 (リゾットとの表記があったが、オジャの方が合ってると思う)
呼子 真鯛のグリル モズクソース
佐賀牛ミンチ網脂包み焼き トリュフソース
上場 梨のコンポートとソルベ
エスプレッソ

アミューズ代わりなのかな、小さめの切り身にした鯵がクープ型のシャンパングラス?に入れられ、すりつぶしたバジルを酢で延ばしたつけ汁が陶器の器に入れて添えられてくる。アラミニュットのマリネ(というか、酢締め)で、締め加減は食べての方で如何様にも調整できる一品である。暑い気候には酢の酸味がとても心地よい。鯵もこりこりではなく味も乗せてある。いいねえ。

地の物を使ったメニューが続く。とうもろこしのソルベはジュレ(というか煮こごり?)が添えられており味にアクセントをつけている。蛸はセルクル型に盛られており、西洋風桜煮。クリームの代わりに豆乳を使ったポタージュはあっさり風味。白玉はアクセントにはいいが、なくてもいいのでは。イカを食べたいとのリクエストはカルパッチョではなくこの形で出て来た。オクラ、大葉、茗荷が合わせられており、特に茗荷の香りが夏の香草ぽくって良い。鱧と松茸の西洋風出会いの一品。まるで和食の様な構成である。器も唐津焼の茶碗。キュウリ粥は出汁は昆布、赤ウニが乗っている。キュウリのさわやかさが口直しのグラニテ代わりか。赤ウニは朝市で食べた物より立派。鯛は表面にエスプーマが乗ってきた。普通の和牛の肉は今一つ食べる気にはならんのだが、お任せだからしょうがないと期待はしていなかったのではあるが、脂っぽさが出る事なくナイフを入れると、まるで小龍包の様にジュが溢れ出てくる。これ絶対に肉だけじゃなく何かしてるだろう、という一品。デザートはソルベに梨の乾燥させたスライスが刺さって出てくる。ミントが良く香る。自家栽培?

夏のフレンチとしては絶品。一皿の量は多くはないがこれだけの皿数が出てくると量的は不満はない。女性だと途中で苦しくなる人もいるのではなかろうか。創作フレンチと名乗っているの一応フレンチの範疇に入るのだろうが南フランス系ということになるんだろうか。かなり日本人の味覚(旨味など)を意識した調理を行っている節が伺える。こてこてのフレンチが好みの人にはメリハリが足りないかもしれないし、逆に和食好みの人には好まれる味つけかな。兎に角、こんな所で地の食材を使ってこれだけの料理が出てくると言う事が驚くべき事だと思う。方向性としてアルケッッチャーノに匹敵するのではないかと思う。


今回の遠征での最大の発見、といいたくなるくらい、素晴らしい料理だった。予約してからもいくらかの逡巡があったのだが、イカの活き造りを振りきって行ってよかった。今から思うと4000円のランチじゃなくてもっとお金かけたメニューにしてみればよかったのにと、と軽く後悔している。洋々閣とここはセットになりそうである。


いやー堪能した。


セゾンドール (SAISSON D'OR)
佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦1946-1 0955-82-3655

BONHOMIE (ボノミー)@五反田 [食べる]




発見して調べてみたらよさげだったので予約してみた。当初の予定は11月だったのだが遠征やら行事やら上海蟹やらで12月にずれ込んだのである。

駅から行くと東口を出て東急とは反対側の歩道を歩いてセブンイレブンを過ぎてすぐ。日本に何軒あるのかわからんグルジア料理屋(ワインバーのほうがいいか)のちょい手前んとこ。店の表札?は小じんまりとしているが、メニューも道に出ているのでわかるだろう。

予約の時間よりちょい早めに入ったときには8分の席の埋まり具合。あとからの客を断っていたので1回転目は全部埋まっていたのかもしれない。ちなみに訪問した日の時点で年内はいっぱいと言ってたかな。


とりあえず泡をグラスで

Hemerence Brut Cuvee Tradition
Segura Viudus Brut 2005

シャンパーニュのほうが凝縮感があった。シャルドネっぽいなあと思ったけど調べてみたらピノ・ノワール主体でシャルドネは2割だった。うむ、あてにならん舌だ。

赤はボトルで
Morey-Saint-Denis Clos des Ormes 1erCRU 2004 (Pinot Noir 100%, Domaine Georges Lignier)
色はオレンジに近い煉瓦色で薄め。香りは最初に花のような華やかな香り、あとから森の空気のような複雑な香り。さほど苦味も強くなく飲みやすい。あまり主張せずに料理に寄り添うワインかな。


ちなみにオーストラリアのハットトリックというのがあったのでどうかと聞いてみたら、重すぎてうずらには合わないでしょうとのことで諦める。クマーくらいでないと吊り合わないとのこと。
    

メニューはコースはなくすべてアラカルト。食材の歩留まりとかのコストを考えるとコースで売ったほうがロスも少なくていいと思うんだが、これだけのメニューを出しているのは立派である。
前菜 野菜 8種 その他 10種 400-2200円
主菜 10種 1800-3500円
デザート 6種 600-1800円


バゲット&じゃがいものグラタンドフィノワ(おかわり自由)
パンは自家製に切り替わったそうで、13日に近くの住友ビルの中にブーランジェリーが開店とのこと。この規模の店でブーランジェリーまで出すのは凄い。席に座ってはてと眺めると、テーブルセットとかなんかbacarに似ている気がする。


本日の色々お野菜盛り合わせ (4種類)
米茄子のタプナードチーズ焼き
キノコのローズマリーマリネ
根菜のジュレ寄せ
ブロッコリーのニンニクアンチョビマリネ

じっくり炒めた玉ねぎのタルト
タスマニア産サーモンの軽い燻製 リンゴのサラダライム風味添え
手長海老のカダイフ包み

北海道余市産アンコウのポワレ 生ハムのソース
フランス産山うずらのローストとシューブレゼ
国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み 人参の幅広がクミンシードを効かせて甘くて美味しい

チーズ

アイスクリームとシャーベット5種類盛り合わせ(バニラ、マンゴー、キャラメル、フランボワーズ、レモン)
モワルー・オー・ショコラとバニラのアイスクリーム
安納芋のパイ包み焼きとリコッタチーズのアイスクリーム

プチフール(アーモンドのクッキー、自家製生チョコレート)

ハーブティー
コーヒー
エスプレッソ


野菜は単品では400円なのだが(もちろん量は違うのだろうが)、4種類で1200円とお得感あり。味はまあまあかな。ブロッコリーのアンチョビ味がとても良かった。野菜は歯応え残し系。

玉ねぎのタルトは汁なしのオニオンスープ。チーズをかけてとろけさせて食べてみたい。サーモンは良く脂が乗って頃合いよく熟成させて身にリンゴとヴィネガーの酸味とライムの香りがよくマッチしていた。燻香は弱め。手長海老がカダイフに負けててたかな。カダイフはもっと少ないほうがいいかも。カダイフが脂を吸っていてこくが出るので食べ応えはある。

あんこうのポアレは焼いてスープ仕立て。ガロニとしていろんな野菜がゴロゴロ。この野菜も火の通りは浅め。歯応え重視か。意外としっかりと塩が効いていた。山うずらは胸肉から手羽をローストしたものと腿をパートフィロで包んで揚げたもの(見様によっては閉じていない春巻き)。ガロニがキャベツ包みのコロッケのようなの。うずらはまだ血が抜けきってないかなという感じであり悪くないがいささか火が通り過ぎか、ややぱさついていた。腿の春巻きは揚げたパートフィロの食感と歯応えのある肉質でよい。胸肉の方は表面だけ焼き目をつけて、シューとブレゼしたほうがいいかもしれんなあ、もつも入れて。ホホ肉はしっかり2切れ割と歯応えのある煮込み加減で、ソースは胡椒が効いて辛口。赤ワインの苦味も出ていてかなりハードボイルドなソースで、子供さんはあてが外れてしょんぼり。なかなか、ボヌールのものをこえる味には出会えませんなあ、残念。ガロ二の人参はくし形ではなくフィットチーネ状で甘さ控えめでクミンの香りが付いていてグッド。

チーズは常備はしていないようである。無理を言ってハード系のものを出してもらった。
アイスクリームはなめらかに、味はしっかり。ショコラとパイはショ、フロアで心地良し。ただ、デザートはもっと甘みが強くてもいいのではと思うのではある。


塩がしっかり効いているなと感じたのはあんこうだけかな。他はあまり強いとは感じなかった。ただ、帰宅してから結構水を飲んだのでそれなりに塩は入っていたと思われる。bacar程の重さ(濃厚さ)はなかったのは確かだ。シェフは関西出身の人なのでといってはいたが、それは関係するんでしょうかね。正直料理自体の出来はすべてを激賞するほどではないと思うが、値段との兼ね合いを考えると十分合格点だと思うし、なにより他のメニューも食べてみたいと思わせるだけで十分ではないかな。


ボトルワインは120種ほどで、泡もワインも5000円を着るものから置いてあり、物によっては多分値付けもそれほど高くしていないように思える。品揃えも結構面白いんじゃなかろうか、ようわからんけど。ちなみに、セロスのシュプスタンスは34000円で、昔小売で買った値段の5倍近い値付け。ずいぶん高くなったんだねえ。


今日のメニューでそそられたのは、
イワシのマリネとクスクスのサラダ仕立て
豚のテリーヌ
牛テールと牛タン、フォアグラのプレッセ
フォアグラのコンフィ
リドヴォー
黒トリュフのスクランブルエッグ

トリュフを混ぜ込んだタラのブランダード
海老芋とフランス産鴨のグラタン仕立て
蝦夷ヒグマと豚肉のパテ・ショー


へへ、うんまそうでしょう。近々猪も登場するらしいですよ。
なんとか隙間を狙って行ってみたいと思うのである。



五反田のフレンチというと、ヌキテパ、おはらス、ちょっと下がってレアールくらいか。前々からもっとあってもいいんじゃねとは思っていたのだが、ついに普段使いに近い使い方のできるCPのよいレストランができたようである。近所の人は、ぶらぼー、である。願わくば程々に予約が入れられるくらい繁盛して欲しい。



あー、来年の開幕までには残ってるのを全部上げたいなあ、という希望。
なんつっても書いてて負け続けたアウェイ遠征を思い出して苦痛なんだよう、ちくしょうめ。
ああ、腹立たしい。


BONHOMIE (ボノミー)@五反田
東京都品川区東五反田1-24-11 1F 03-6450-3309

くろぎ@湯島 [食べる]

予約して訪問するまでの間に店名や価格も変わって星までついたのである。


最終戦、ロスタイムにヨネのミドルで追いつく、なんだかなあの試合。セレモニー中は静かにしていたから社長さんとお話しようの会が開催。ゴール裏にいたんだけど話は聞こえないわ、質問が長いわで予約の時間に間に合わなくなるので撤収。ぐだぐだである。


予約時には2回転目の遅い時間の予約に決まっていたのだが、一週間程前に連絡が来て5時からに変更してもらえた。その電話がかかってきたときに、変更になった店名を言われてぴんとこず、上野の和食屋さんでしたっけ、と聞き返したら、湯島です、とぴしっと返される。すんまへん。上野じゃなくて湯島です。

御徒町駅を出て夜には猥雑さも感じさせる通りを西へ進んでドンキを過ぎたところの角を折れて入ったところ。店名が表示してないので注意である。部屋は2階の個室。掘り炬燵式ではないが高さのある座椅子なので座りやすい。テーブルの上には塗の角盆(輪島塗?)の上に箸、ナプキンと折りたたんで名刺大のおしながきがセットされている。何もリクエストしなければ自動的にメニューは決まるらしい。


きれいな泡立ちの生ビールをグラスで 

山形の酒(銘柄失念)をぬる燗で
春鹿を冷で

先付
夫婦松葉蟹盛り合わせ 三杯酢 岩手産 甲羅酒
焼き胡麻豆腐 山葵
京小松菜 京蓮草 油揚げのお浸し

凌ぎ
棒寿司(松輪の鯖) ばちこ ゆべし 自家製からすみ

お椀
蔵王鴨みぞれ椀 豆腐 九条葱 京人参

お造り
大間鮪 烏賊 虎河豚(下関)あん肝ポン酢 妻もの色々 辛味大根

焼き物
岩手産寒鰤塩焼き

煮物
聖護院かぶら餡かけ 京菊菜 振り柚子

香の物 丹波京漬物盛り合わせ 自家製カブ すぐき

食事
牡蠣御飯

止碗
蟹味噌汁 なめこ 九条葱

甘味
葛切り カラメルソースのような黒蜜

ほうじ茶
最後は煎茶


時期として松葉蟹は外せないんでしょうな。茹でなので上品な味であるが雄の脚の方はいささか味がうすい。蒸したほうがいいんじゃないかなと思う。胡麻豆腐は揚げることでねっとりとゴマの味が濃縮している。

凌ぎはほとんど懐石の八寸のような酒のつまみ状態。鯖は締め方は弱めではあるがよく脂がのっている。おみやげで一本持ち帰りたいぐらいである。ゆべしは赤味噌を使ったもので色がほとんど黒に近い。ちょっと微妙かな。自家製のからすみは中心部はちょっと生っぽくって面白い。塩も良い加減に効いていて薄切りの大根と一緒に口にするとよい酒の肴である。ああ、酒が進む。桜の皮を貼った木の器で紅葉した葉を敷いてあり季節を感じさせる。盛り付けはやや窮屈かな。

燗酒はガラスの器に下に固形燃料を燃やした状態で出てくるのだが、飲みきったあとに火を消すと固形燃料の臭いが出るので注意。

椀はちょっとした小鍋という感じか。脂でコクを出してある。京人参はここが包丁の冴えの見せどころというくらい見事に細く切ってある。ただその分食感が頼りないかな。器は楓と桜の蒔絵。

造りの烏賊は細かく包丁を入れてあり、今までこんなねっとりしたのは食べたことがないというくらい凄い味わいである。鮪は中トロと赤身。赤身はもちょっと熟成させてみてもいいかな。ふぐは下関から。脂はさほど感じなかったので天然なのかなあ。あんぎもはそのまんま食べれば酒の肴。器は白い鶴の器で面白いが、盛り付けがやや窮屈。

寒鰤はまだもちょっと早いかな。塩味であっさりめ。半分に切られて添えてあるすだち綺麗に種をとってある丁寧な仕事。はレンコンのきんぴらが酒の肴にいいわあ。器は乾山。これ以外にも乾山がいくつかあり。

冷酒のグラスは下にしゅっと絞られた形で桜の花びら模様に色ガラスを載せてある作家物とのこと。きれいな器である。

煮物は聖護院かぶら。割と味が濃い。ずいぶん味が強いので聞いてみたが昆布は利尻とのこと。

牡蠣御飯の牡蠣は炊き込み用と上に載せるのと2種類。つけ焼きのたれはもちょっと薄くてもいいんじゃないかと。

香の物はすぐきが発酵した味と酸味のバランスが良く取れていてうまかった。今まで食べたすぐきの中では一番好みだ。

葛切りの黒蜜は甘さは控えめでちょっとカラメルのような味のする蜜でおもしろい。


最初の方にインパクトを持ってきてあっさり目で締めて牡蠣ご飯で止めという構成なのかな。味つけは全体的に強め。関東だとしょうがないのかな。多分調理人の年齢もこういう所には出てくるんだろうと思う。今後10年20年でどういうふうに枯れていくかは常連さんの楽しみであろう。個人的にはもっとだしの旨みを強めに出してもらったほうがいいかなと。最初の椀はもっとあっさりと最後の煮物に肉と脂(治部煮のようなの)を持ってくる構成はどうなんですかね。とはいえ、この値段でこの構成と味なら十分で予約が殺到して星がつくというのもよくわかる。


この店は牛肉を出すとのことだったので楽しみにはしていたのだが、今回は出ず。やはり事前にリクエストしておくべきなんだろう。ご主人が挨拶に来られたときに肉のことを聞いてみたが、宮崎牛のヒレを使っておられるとのこと。出すときには脂を落とすように焼いて出すとのことなので、中勢以のお肉を使ってみてくださいと(別に回し者ではないのだが)おねだりをしてみる。下に降りて早速調べられたようで、帰り際に早速試してみたいと言っておられた。そのうちメニューに上がってくるかもしれませんな。ご主人はまだ若いが勉強熱心なようでこれからも楽しみである。


ちなみに、欄干に相当するする部分の源氏香の香の図模様は奥から

27帖篝火
8帖花宴 裏は21帖少女
18帖松風 裏は5帖若紫

ではなかろうかと推測されまする。元々は置屋さんで三味線のお師匠さんが住まわれていたお宅を改装されて使っておられるそうで、この造作は元々あった物とのことである。花宴、松風は置屋さんとしてはわかる気がするが、篝火はわからん。表裏があり、裏が乙女、若紫というのは意味深なのか。いやらしい質問してすんません。京都あたりだと、こんな水を向けると年季の入った女将が物知らずのお上りさんを教育したるわとの感じで、とくとくともう勘弁して下さいというくらい説明してくれそうではある。こちらがあっさりしててよかった。





奇跡の残留でぼっとして補強を怠り降格、そして1年での昇格失敗。これだけで十分に首を取るに値する、と思う。天下りであっても任期満了まえに経営責任を問われるという前例を残すべきである。


くろぎ
東京都文京区湯島3-35-1 03-5846-3510

旅館 洋々閣@唐津 [泊まる]

この暑さの中を荷物をもって歩くわけには行かないので、タクシーで。ひなびた場所にあるいい宿だ。
部屋で一服してから海岸の方へ散歩。以前は使えた近道の裏木戸の方は閉めきってあるそうだ。ホテルのプールや前の海岸は海水浴客でそれなりの賑わい。沖の方ではスナイプと470が練習中。佐賀大学なのかな。

散歩でかいた汗をお風呂で流して、風呂の入口に用意されている冷たい水で水分を補給して、部屋に帰る途中の休憩所でひと休みしつつ、夕食である。

ビール、日本酒

先付 瑠璃豆腐 天盛り辛子味噌
小付 アオリイカとアボカドの山葵漬け
御椀 清汁仕立て 穴子 じゅんさい
お造り 鯛 栄螺 ねりご 鯵 烏賊
煮物 メバル
煮物 夏野菜 赤茄子 無花果 新馬鈴薯 南京 人参 パプリカピーマン オクラ ブレンド塩で
合肴 玉蜀黍と桜海老の白扇揚げ 青唐 美味出汁で
酢の物 鳥貝 虹彩野菜加減酢
留椀 水雲擂り流し しぎ豆腐
御飯 佐賀県産コシヒカリ
香の物
時の雫 藍葛切り

よくある旅館の夕食とは違い、魚には味をのせてあるし、一品づつ持って来てくれるから食事のリズムが心地よい。量も丁度いい感じだったかな。


朝食は食事処で。一番乗りらしい。

焼きナス 海苔の佃煮
麦味噌もろみ?
香の物 梅干 きゅうり人参 大根 白菜?
こうなご?
昆布
豆腐 川島豆腐店
アジの干物
冷やしトマト
御飯 麦雑炊 アサリの味噌汁

温泉玉子は最後に登場。忘れていたらしい。ゆるんゆるんである。まっいいか。

決して派手な宿ではないんだけど、しっくり来るんだよなあ此の宿は。ここに泊まって、焼き物を見てとかもよさそうだよなあ。またそのうちに。


早めに宿を出て、鳥栖に行く前に呼子へゴー。
    

旅館 洋々閣
佐賀県唐津市東唐津2-4-40 0955-72-7181

つく田@唐津 [食べる]

とりあえずビール。
ビールの器は素焼きの地の小ぶりの陶器のもの。泡立がとても良く、苦味が和らげられて口当たりがよくなるんだよこれ。みかわで初めて経験して、鹿児島で焼き締めのを買って、使ってたなあ。

最初にツマミを2品出してもらってから握ってもらう。
白身魚のヅケの胡麻和え? 魚の種類は忘れた ねっとりして旨かった やっぱ魚は寿司屋さんだな
タコときゅうりの和え物 オリーブオイルの風味がいい

酒(銘柄は忘れた)

海苔のお吸い物

後は適当に握ってもらう。握りは小ぶり。醤油は使わない系で握りには予め煮切りなどを塗ってある。いわゆる海鮮系とは違って、よく吟味されて熟成させたネタを使った寿司はこのほうがいいな、やっぱり。烏賊が美味しくてお代わりした。お代わり分は夜用のネタで最初の物とは歯ごたえ、味が違ってしゃっきりあっさり目。数時間でこんだけ違うということが実食できて面白かった。

味は安心の安定感。鄙には稀な系かな。地の魚を使っているのがいい。びっくり度は小倉の方が高いかな。

明日セゾンドールに行くんですよといったら、味は保証するといわれて期待が高まる。
さて、宿に行きますか。


つく田
佐賀県唐津市中町1879-1 0955-74-6665

中央軒 鳥栖駅56番線のうどん@鳥栖 [食べる]

新幹線、特急と乗り継いでも割とすぐ。全線開通したらずいぶん近くなるんだろうなあ。


丸天うどん


出汁は悪くない。鶏のそぼろもまあまあ。
しかし、麺が決定的に柔らかすぎろ。
小倉の方が旨いと思う。


中央軒 鳥栖駅56番線のうどん
佐賀県鳥栖市京町729 0942-82-3166

J8@薩摩川内 [食べる]

レッツトライである。今回の旅ではイマイチ当たりが無いので、爆弾でない事を祈るのである。

洋品店の入り口を入って、やけに立派な階段を登ると店の入口。店内は結構それっぽい造りで、ちょっと驚かさせられる。

泡 (PINOT CHARDONNAY, VINO SPUMANTE BRUT, SANTERO)
白 (SEREOLE, SOAVE, 2008)
赤 (LEOPOLDOI DI TOSCANA, D'ECHO TOSCANA IGT, 2007)

本日の魚介のカルパッチョ
和牛のタルタル パケット添え
水なすとゴルゴンゾーラ
魚のパン粉焼き夏野菜のサラダ仕立て
さざえの香草バターオーブン焼き 
バーニャカウダ
マルゲリータ 薄い生地のパリパリ 自家製 食事中のピザとしては悪くない
フォカッチャ
黒豚とナスのトマトソースのタリアテッレ
黒豚のカルボナーラ
イカスミ入り自家製タリアテッレウニのソース
魚介のリゾット トマト味 米をもっとアルデンテに

鶏モモ肉のロースト
黒豚ロースのグリル バルサミコソース
羊背肉のロースト

アフォッガード
バニラアイス
カンパリゼリーと紅茶のソルベ
コーヒー
エスプレッソ

人数が多いからたのみ放題。途中でお腹いっぱいになってデザートまでたどり着かない人、飲みすぎて酔っ払う人などなど賑やかな食事である。

盛り付けなどのプレゼンテーションや味はいずれも良い。このあたりの3ツ星だね。珍しい野菜類は福岡あたりから仕入れているらしい。どちらかと言えば魚介の扱いの方がうまいのかな。豚肉は若干臭みがあるので仕入れを厳選した方がいいのではと思われる。なんといっても黒豚のお膝元なんなら。魚介のカルパッチョに入っていた海老は阿久根でゲットしそこねたたかえび。プリッとしていて甘みもあってやはり旨い。満足である。残念だったのは皿の説明があまりないこと。たかえびなんかもっと説明の時にアピールしてもいいと思うんだけど、よそから来た人向けには。ワイン類も場所柄をわきまえた値付けで、なおかつ味もよし。

色々と苦労があるだろうが、地元の食材をフル活用してアルケッチャーノのように頑張ってください。


今回の旅で初めての当たりが出ました。いやあこのあたりにこんな店が出来たんだ。大変素晴らしい。
しかし、ちょっと変わった店名の由来は聞き忘れた。


J8
鹿児島県薩摩川内市西向田町15-5 0996-27-8258

川内ホテル@薩摩川内 [温泉]

釣りに熱中しすぎて時間がなくなったので、晩飯に行くところの近くで一風呂。本来は別のところがターゲットだったのだが止む終えない。

駅前のビジネスホテルの風呂。一応温泉と言うことになっている。

沸かし湯で、循環、塩素入。まあ、最悪の温泉ですな。
普通の風呂として使うぶんにはいいんでしょうが、温泉としては2度と利用することはないでしょうな。


川内ホテル
鹿児島県薩摩川内市鳥追町7-5 電話:0996-25-1000

唐浜@薩摩川内 [遊ぶ]

海水浴とキス釣り。

去年の釣り人さん達を見て羨ましかったのでやってみた。
海に出る途中の餌屋さんでゴカイ、氷と予備の仕掛けを購入。

一応海水浴客もいるので端の方にポジションニングして竿を出すのだが、今ひとつ竿の調子が合わないのと道糸が決定的に短か過ぎて調子が出ない。出だしはちっこいふぐに食いつかれて、餌をとられるのはまだいいにしても、生意気に成魚並の歯で仕掛けまで食いちぎりやがるのである。ああ、悔しい、である。なんとか餌の引き方にも慣れてくると、ビビビビッという手応えで、キター、である。大きさは10センチちょいぐらい。ま、こんな調子で暑さに耐えて、日に焼けながら夕方まで頑張ったのである。


釣果は秘密である。反省点としては、素人は道具に金かけろということですな。キスの浜釣りなら100 m近くは投げたいよなあ。


海水浴組は早々にクラゲにさされてへこんだらしい。今年は暑くて海水温が高くてクラゲが多いとのこと。ま、海なんてそんなもんよ。

帰りにはバーベキューの出前を取ってる人々がいた。道具も貸してくれて終わったら、片付けておけば回収してくれるそうだ。へーえ、便利になったもんだ。テントに泊まって出前のBBQというのもいいかもしれん。


唐浜海水浴場・キャンプ場
鹿児島県薩摩川内市網津町6104-8

頤和園飯荘@薩摩川内 [食べる]

晩飯は中華。
結構期待させる店構えである。

前菜に品切が多くて、任せてもらえますかという店の人の言葉でおまかせして出てきたのが、以下の盛り合わせ。

ピーナツ、カシューナッツを炒めたもの
ゲソの唐揚げ
トマトのスライス
豚の腸の煮込み

生ビールを飲みつつ

中華唐揚げ
ピータン豆腐
水餃子
焼き餃子
小籠包
油淋鶏
芝エビのふわふわマヨネーズ
アスパラの海鮮炒め
東坡肉 パン付き
タンタン麺

餃子とか小龍包は悪くない。油淋鶏はソースにケチャップを使ってあるのが全然ダメ。食後に聞いてみたら、客からの要求があるからそうしているとのことだが、本当か?東坡肉もイマイチ。


このあたりでは一番との話だったが、餃子とかを頼むだけにした方が無難のようである。中国人の作る料理ということで期待していったんだけど残念。ちなみに料理人兼オーナーは中国では教師をしていた人で、どういう事情があったのか知らんが日本に来て料理人ではなく通訳のような仕事をしていた方だそうだ。中国の男性特に一家の主は自ら鍋を振るとは聞くが、まあ料理の上手な素人というところなんだろう。それで大皿料理がイマイチなのに得心がいった。なお、頤和園とは全く関係ないということである。

でも、餃子はうまいよ。それだけでもここに来る価値はあるかも。


頤和園飯荘
鹿児島県薩摩川内市西向田町12-2 0996-20-1388
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